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  • 鴨田 信

人は神なしに生きられますか?

更新日:2020年2月1日


人は神なしに生きられますか?

カナダ人哲学者、レヴィ・ザカライアス博士が著書「人は神なしに生きられますか?」の中で次のように述べています。

「人 は神なしに生きられますか?」もちろん、肉体においてと限定すれば、生きられます。「人は神なしに生きられますか?」道理にかなって生きられるか、という 意味であれば、答えは「出来ません」です。神なしに生きるとは、道徳の法則を否定し、希望を捨て、生きる意味を見出さず、間違えたと気づいた時に立ち直れ ません。あなただけが命の本質について定義し、あなただけが自分の道徳法則を定め、自分が思い描いている期待に基づいて、持てるもの全てを危険にさらすこ とになります。(中略) もし、神なしに生きる選択をしたのならば、あなたは人生最大の決定を下し、最大の賭けに出、私たちの時代の最大の疑問に答えたことになります。 (”Can Man Live Without God?” by Ravi Zacharias P.61)

私たち人間は肉体だけで生きているのではなく、肉体と霊魂の両方を持って生きています。私たちが毎日、食事をするのは肉体を元気に生かすためです。それでは、私たちの霊魂を元気に生かすために必要なものは何でしょうか?イエス・キリストはこの疑問に答えています。

イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と書いてある。」(新約聖書・マタイの福音書4章4節)

この言葉によれば、私たちには神の言葉が必要であることが分かります。私たちが神の存在を認めるならば、私たちはますます神の本性について理解を深める ことができるようになります。例えば、神が私たち人間を深く愛してくださっていることです。聖書は次のように言います。

神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。(新約聖書・Ⅰヨハネ 4: 9)

永遠の、そして、全知全能の神は私たちのように有限な存在をも、愛を注ぐ対象と認めておられるのです。そして、神は私たちが生きる意味を与えてくださっています。

ところが、神がいないと考える人生観は異なる結論に導きます。例えば、日本人の哲学者、池田晶子氏の著書から引用します。

人生が存在することには、意味も理由もない。存在すると言うこと自体が、意味も理由もない奇跡的な出来事だからだ。・・・自由を制限する社会も規則も、そし て「神」も、存在してはいないとしたら、人は何を基準に自分の行為を選択すればいいのだろう。自分の選択、それ以外に基準はない。(中略)善悪と言う基 準、価値の基準は、自分の中に、自分の心に、明らかに存在しているじゃないか。だから、人生を生きるための価値は、やっぱり明らかに存在しているんだ。 (「14歳からの哲学」P.189-190)

自分の行為を選択する基準や善悪の判断基準は自分の中にしか存在しない、という。この結論で本当に良いのでしょうか。

私たち人間には、満たされるべき渇きと飢えがあると言えないでしょうか。例えば、自分の価値についての疑問、自分の霊魂の安全、人生の意味、他者との親密 な関係などです。特に大事な渇きは神との関係です。聖書によれば、信仰によって私たちは神の子供となるので、神と愛の関係を持つことが出来ます。さらに神 は聖書を通じて私たちに語りかけ、私たちが必要としている一切のことを満たすことが出来ます。あなたも、神の言葉が書かれている聖書を読み、神のメッセー ジを受け取りませんか。



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